皆様初めまして。秘密の楽園ラ・シオラに参りました、新人の藤香と申します。
これからお付き合いして行くであろうM淑女M紳士の方々は、私と初めてお会いした際に少しばかり驚くと思います。第一印象から言うと柔和、という言葉が恐らく当てはまるからです。 私はこの斗出した印象からか、初々しい時代にはパートナーになる方は所謂Domの人ばかり。 しかし相手に心はあるのに全く満たされない、違和感の中で日々を過ごし、ある時ふと気づきに至りました。 私はむしろ正反対の世界を渇望しているのではないのかと。幼い頃の暗闇が未だに影を落としているのでしょう。 自分の欲求に気づいてからは、その心に導かれるまま、この世界の片鱗を体験してきました。 そしてパリに住んでいる頃にはすっかり夢中になっており、己の嗜虐的な趣好の探究心を満たすべく行動しておりました。 ある路地裏の小さな灯りのドアを叩き、寡黙な主人に招き入れられ、狭く真っ暗な階段を降りる。すると、突然地下には洞窟の様な広がりが。 下界から隔離された様なずっしりとした厚みのあるレンガの壁、古く使い込まれたとても大きな道具の数々。 年季の入った圧倒的な重みのある空間で繰り広げられる欲望の世界に、私は陶酔しました。 日本に帰国してからも、私の欲情は止まることを知りません。飽和状態に陥った私は遂にラ・シオラという楽園にやってきたのです。 これから貴方達と一緒にどんな世界が見られるのでしょうか、とても愉しみで仕方ありません。 Comments are closed.
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AuthorSadistic Dominatrix, Archives
March 2021
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